彼女のため息

ここに街がある、美しい街が
街には川が流れ込む
ここに街がある、静かな街が
一日の終わり、水門に夕陽が沈む

ここには娘がいる、美しい娘が
娘は恋人の便りを待つ
恋人は街を離れ、そして都へ行ったから
娘はひとり、彼はいまどこにいるのか


この水門の下、あなたは私とふたり
強く抱き合いそして言った、愛していると
この痛みをあなたはしらない、私はあなたの帰りを待ってる
この痛みをあなたはしらない、私はここであなたを待ってる、ああ


ここに街がある、美しい街が
街には川が流れ込む
ここに街がある、静かな街が
一日の終わり、水門に夕陽が沈む


何をふさぎこんでいるの? なぜ昔のことばかり思っているの?
街人は娘の嘆きを気遣うが
彼らは彼女の痛みをしらない、川にこぼれた涙のことも
彼女の痛みを誰もしらない、涙がやがて海に消えたことも、ああ



ここはラダト、夕陽に輝く水門の街
あなたのいる場所が夢をかなえるところ
ボートを漕いで、私のボートを
どこへ行くのか教えてくれるのなら
ボートを漕いで、私のボートを
どこへ行くのか教えてくれるのなら、ああ




この和訳について

 切ない恋歌。旅の途中のどこかの街で耳にした思い出の曲……のような感じでしょうか。
 


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